みんな、みんな笑顔になってほしい!ひでよさんの巻①

みんな、みんな笑顔になってほしい!ひでよさんの巻①

今日は、「ひでよさんの巻」です。

盲聾唖と言う、何重もの障害を持ち、不安で寂しい日々を過ごしていたひでよさん、なんとか散歩に連れ出し、笑顔にさせてほしいと相談員さんよりの依頼を受け、支援をさせてもらうようになって、2年と5カ月・・・、今はとっても素敵な笑顔を見せてくれるようになりました。

本宮から、お母さん、お父さんと引っ越してきたひでよさんは、まわりに誰も知り合いがなく、寂しさに、泣いてばかりで毎日を過ごしていました。

ひでよさんは生まれながら、聴覚障害と弱視と言う、2重の障害を持っていました。

50歳になるまでは、手話でコミュニケーションを取る事が出来、弱視であっても、料理もなんでも出来ていました。それが50歳を過ぎてから全盲となり、今は、触手話と言われるものか、手のひらに文字を書いてもらってのコミュニケーションしか取る事が出来ません。

本宮から有田市に引っ越してきて、環境が激変し、しかもお友達とも離れてしまい、不安な毎日をおくっていました。そんな時に、相談員さんよりまごころランドに相談がありました。

少しでも気分転換の為に、外にお散歩に連れ出してくれないかと言うものでした。いろいろな事業所に相談したけれど、どこも躊躇し、有田川町のまごころランドに相談をしてくれました。

手話の出来るヘルパーもなく、初めは私達も随分と悩み、何度も事業所内で話し合いをしました。

(-。-;)

でも、私達を頼ってくれたのは、何かの縁・・・この出会いを大切にしたいと思い、支援に踏み切りました。

初めから関わってくれている舟場ヘルパーは、少しでも、ひでよさんと話が出来るようになりたいと、ひでよさんに教えてもらいながら、一人で、コツコツと手話を身につけて行きました。

(=◇=;)

今では、ある程度の会話が出来るようになり、舟場ヘルパーの努力には頭が下がります。

:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

今は、週3回、移動支援での有田川河川敷へのお散歩と、家事支援として、ひでよさんと一緒に調理やお掃除を行っています。

次回に続く・・・・(^_^)v

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